こんにちは。薬剤師 坂田江里奈です。

今日は体温について紹介していきたいと思います。

全ての根底にあるのは『からだの冷え』です。

冷えることで自律神経は乱れますし、血流が悪くなり、低体温や低血圧、頭痛と繋がっていきます。

やはり血の巡りを良くすることはとっても大事なんです！

さあ、体温を上げましょう！

そもそも、健康と言われる体温は何度？

これご存知ですか？

実は健康な体温とは、「36.6°〜37.2°」です！

37°あるとすぐ発熱した〜！なんて思ってしまいますが、発熱の定義は37.5°からになります。

体温を上げるメリットは？

まとめるとこんな感じです↓

１、体温１°上がると免疫力は５〜６倍に

体温と免疫細胞は深い関わりがあり、体温が1度あがると免疫力は5倍から6倍に上がると言われています。

また新陳代謝や消化吸収に関わる酵素が最も活性化するには37°前後です。
体温が上がり血流が良くなると免疫細胞も全身を回りやすくなるわけです。

逆に体温が1度下がると白血球の働きは30%も下がります。

「風邪ひいたら温かくして寝なさい」と言われるように、免疫細胞がウイルスと戦うために体温を上げて体力温存しようということなんですね＾＾

２、痩せやすいカラダに！

体温が上がると基礎代謝が上がります！
免疫細胞含め細胞が活発化するのでエネルギーを代謝しやすくなります。

体温が1度上がるとエネルギー代謝は13〜15%もアップすると言われています。
ぼーっとしてても代謝してくれる量が増えるとはラッキー！

３、血流が良くなる

血流が良くなるとつまり、肩こりなどの体のコリも和らぎますし、緊張も和らぎます。
これは頭痛予防にも繋がります。

女性はPMSや生理痛緩和、妊活にも繋がってきます。子宮への血流が良くなるというわけです。

４、新陳代謝が良くなる

これはつまりデトックス効果が高まるということです！

体の中の毒素を体外へ排出するので、肌が綺麗になり、シミの予防にも効果的です。

わかりやすく、肌のターンオーバーが活性化して綺麗になるということです。

他にもむくみの解消や、便秘にも関わってきます。

体を温めて体温を上げよう！

夏は特に体を冷やすことばかり考えてしまいますが、冷やしすぎないように注意しながら体のベースの体温を上げていくことが大切です。
いきなり上がる訳ではないので、少しずつ体温を上げて健康なカラダに近づいていきましょう！

お読みいただきありがとうございました！