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正しい葉酸の知識〜“妊活・妊娠期に安心して選ぶ”ための科学的な話〜

こんにちは!
薬局ネコノテ薬剤師・国際中医師のエリナです★
最近妊活のお客様が増えてきて・・・
ネコノテの「葉酸」の考え方をシェアすべく、また葉酸の基礎知識を整理するためにもまとめましたのでぜひみてくださいませ!

葉酸はなぜ必要なのか??

葉酸は水溶性ビタミンB9であり、一炭素代謝に関与し

・DNA,RNA合成
・細胞分裂
・赤血球形成

に必須の栄養素です。
妊娠初期(妊娠4〜6週)には、胎児の「神経管(脳・脊髄)」が形成されます。
この時期に葉酸が不足すると、「神経管閉鎖障害」の発生リスクが優位に上昇されることが、示されています。

そのため、厚生労働省やWHOを含む各国の保健機関は
妊娠前からの葉酸摂取を推奨しています
厚生労働省「日本人食事摂取基準」にて妊娠を希望する女性・妊娠初期に

食事等より240μg/日 を、サプリメントより400μg/日 追加摂取が必要としています。

ちなみにこの400という数字は、神経管閉鎖障害のリスク低減効果が明確に示された用量に基づいて設定されています。

サプリメントはどうやって決める?

① 葉酸には「人工」と「天然」がある

①−1 合成葉酸

特徴

・サプリメントは合成葉酸・強化食品に使用されている
・化学的に安定
・吸収率が高い(約85%)
・吸収率はいいけれど、体の中に取り込むためには肝臓で代謝される必要がある。
その時にとある酵素が必要で、その酵素に日本人の40〜50%が遺伝子変異があることがわかっています。

合成葉酸→→→活性型合成葉酸に変化する
     ⇧このとき、酵素「ジヒドロ葉酸還元酵素」が必要
この酵素の活性に個人差あり。(酵素の働き度合いは人によって違うってこと!

・また、過剰摂取した場合に”未代謝葉酸”が血中に残るという点も報告されています。これによる健康被害の因果関係は現在も研究段階ですが、あまり良くない結果も出ているので
とにかく「過剰摂取に注意が必要」です。

①−2 天然葉酸

特徴

・野菜、マメ類、果物、ナツメなどに含まれる
・体内代謝に近い形のため肝臓での代謝が必要ない
・生理的に穏やか
・ただ調理や保存状態で失われやすい!
・吸収率は50%と合成に比べて低め。

体内での蓄積にも問題がなく、体内で「使われやすい」のは天然葉酸ということになります。
ただ、吸収率が悪いのでよりたくさん摂る必要があります。
また野菜由来のみでは必要量を摂取するのは難しいのも現実。

①−3 合成葉酸と天然の見分け方

→パッケージ裏に注目!
【葉酸】これは合成葉酸のことです
【folic acid】【プテロイルモノグルタミン酸】【天然型〜】←これ注意

天然葉酸は、「葉酸」という記載より〇〇抽出物・〇〇末・〇〇発酵エキス・〇〇由来などの形が多いです。

② サプリメントに入っている葉酸以外のこと

せっかくサプリメントを飲むなら、葉酸以外も摂取できたらラッキーです。

ネコノテでオススメしている天然葉酸が摂れるサプリメント「棗参宝」についてご紹介します。

サプリメントは大抵、パッケージの裏に原材料名がカタカナでずらり・・・
それはつまり、合成された化学物質の羅列です。
棗参宝は 「黒棗・人参・阿膠・ゼラチン」  以上です。
食べ物由来の漢方のサプリメントであることをご理解いただけましたでしょうか。
成分としては

が確認されております。

またこちらに入っております

「阿膠」がもうひとつの魅力

阿膠とは、生薬の一種でロバの皮や腱などを水で加熱抽出して作られる膠(にかわ)のことです。
漢方では「血」を補う働きがあるとされます。
また阿膠にはコラーゲンが豊富に含まれており、お肌にもとっても嬉しいです!

阿膠の作用
①血を補う
②妊娠・出産サポート|妊娠しやすい体づくり、流産を防ぎ妊娠を維持します
③無駄な出血を防ぐ|月経過多や産後の出血、不正出血を防ぎます

大切なのは体の中できちんと「使われているか」
葉酸だけ効率化しても「血」は作れません。

葉酸は「血を作る」材料の一部であって決して主役ではありません。
血を作るには
・鉄
・ビタミンB6、B12
・たんぱく質
・胃腸の消化吸収力
・肝、脾の巡らせる力
が必要です。

最後に

葉酸には、合成・活性型・食品由来と様々な形があります。吸収効率という点では合成葉酸は非常に合理的な選択肢であり、必要な場面では大きな助けになります。

棗参宝はネコノテにて販売しております。皆様のご相談をお待ちしております。


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